遷宮のお祭りの日程が発表されました

 2月14日(金)第63回式年遷宮のお祭りである山口祭やまぐちさい木本祭このもとさいの日程が、天皇陛下が日時を定められる「御治定ごじじょう」を受け発表されました。いずれも遷宮に用いられる檜の伐り出しに関するお祭りで、5月2日(金)に執り行われます。
 山口祭やまぐちさい御杣山みそまやまの山口に坐す神を祭り、伐採と搬出の安全を祈ります。木本祭このもとさいは御正殿の床下に奉建する心御柱しんのみはしらの御用材を伐り出すにあたり、その木の本に坐す神を祭ります。
 これらのお祭りを皮切りに、8年の歳月をかけて約30あまりものお祭りが繰り返されて令和15年(2033)の遷宮完遂を目指します。せんぐう館ではこれらのお祭りが資料や写真パネルなどでわかりやすく展示されています。

山口祭

 

木本祭

 
 
 また6月3日(火)には御杣始祭みそまはじめさいが長野県木曽郡上松町きそぐんあげまつまちで、6月5日(木)には裏木曽御用材伐採式うらきそごようざいばっさいしきが岐阜県中津川市なかつがわしで執り行われます。これらは御神体をお納めする器である御樋代みひしろの御用材を伐り出すお祭りです。せんぐう館では伝統的な三ツ緒伐りの切り株による鳥総立ての様子が展示されています。外宮にご参拝の際は是非せんぐう館にお立ち寄り下さい。

御杣始祭・鳥総立て
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